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STORYTELLERSを考案した理由|ストテラ:サムネイル画像

STORYTELLERS:ストーリーテラーズを考案した理由

2020年4月8日

このゲームを考案した理由
(カタヨセヒロシ・ロクディム共同主宰)

コロナウィルスの影響でこれまで当たり前にできていた他者との触れ合いや関わりを持つ機会が激減しています。

人と人が集まり、舞台で行われる演劇や音楽を楽しむことも、そういう場を設定することも自粛せざるを得ない現状があります。

また、ウィルスという目に見えないものへの不安や恐れ、先行きの見えない未来へのストレスを感じている人も多いと思います。

そういった現状において、文化・芸術は不要なものなのでしょうか?
僕は違うと考えます。

文化芸術は「こころ」の栄養です。規則正しい生活とバランスのとれた食事が健康によいことは当然ですが、では「健康」とはなんでしょうか?

僕は「身体の健康」と「こころの健康」の2種類があると思うのです。
その「こころの健康」のために、「バランスのとれた食事に当たるもの」が必要です。それを担うのが文化・芸術です。

多様化した現代には多様な文化・芸術があり、その中で表現活動をする1人として、今、自分にできることは何か?を考えました。

その1つがこのオンライン・カードゲームです。

これまでロクディムとして日本各地で行なった「即興芝居×即興コメディ」の公演形態や経験を生かし、リアル(実際)では集まることができない現状でも、インターネットを使ってオンライン上で集まることができます。

そこで行われるこのゲーム(創作ゲーム)を通じて、関わり合い、笑い合うことのできる時間がつくれたらそれは「こころの栄養」に繋がるのではないかと思い、考案しました。

僕は人と人が関わり合うことで生まれるエネルギー・創造力を信じています。

それは時に、何かの行動をする時の原動力になったり次へと繋がる発想になったりします。誰かと同じ時間・経験を共有することの大切さもあります。大きな刺激を受ける時もあればこころが安らぐ時もあると思います。

リアルでは離れていて会えないけれど、今を、この時代を、共に生きている仲間として、離れていてもバラバラじゃないことを感じてもらえたら嬉しいです。